スパイダーマンがムジョルニアを持てない理由は?
質問サイト「スパイダーマンってまるでマーベル一無私無欲の献身的な人間で、何度も神様が彼の元を訪れてるのを見るに、彼こそムジョルニア持ち上げられるべき人じゃ?」
ファンの疑問と多数の賛同を受けてたファンの回答。
4600💗答「皆がそう思うだろうね。でも―スパイダーマンがムジョルニアを持ち上げられない理由は皮肉なことに、ピーター・パーカー自身。スパイダーマンは善・無私無欲の献身・美徳・勇気・英雄的資…その他なんであろうとムジョルニアを持ち上げるのに必要な全ての資質の体現者。理論上は『値する者』
でもムジョルニアを持ち上げられない唯一の理由はスパイダーマンが不安でいっぱいなこと。自分を信じられず、自身に疑いを持ち、失敗や失望を深く恐れている。喪失を恐れることにかけてはもう一流。駆け付けるのが間に合うかを恐れ、自分がしたことしなかったことで大惨事になる可能性を恐れる。
ピーター・パーカーは自分が誰をも救える訳じゃないと言う事を理解できてない。たくさんの業績があるにも関わらず全く自信が持てない人。マスクをほぼ逃げ場として使う。スパイダーマンが全てでピーター・パーカーはそうじゃないと思ってる。ピーターにはその二人が同一人物だとみなせない。
それがスパイダーマンと、ソーやキャプテン・アメリカのような人との違い。彼らは自分の不安を恐れない、心から受け止めてる。ピーターはそうじゃない」
175💗答「スパイダーマンは善。無私無欲で献身的。模範的人物。でも彼は子供。何歳だろうと、どんなにパワーがあれど、どれほど世界にあらゆるものを奪われかけようと、彼の中身はまだ電子機器が好きで可愛い女の子と何を話せばいいのか全然わからない、クイーンズ出身の勉強おたくな幼い少年がいる。
シャイで社交的に不器用で、無垢。余りに純粋過ぎると見る向きも(*原作でよく他キャラに言われる❗️)。両親が死に。おじが死に。初恋の相手が死ぬ。おばを死から救うため自分の結婚を犠牲にし。自分を嫌う人々のため昼夜問わず働き。世界で唯一彼に残ったもの―彼のおばは彼を悪党だと思ってる。
人生のすべてに痛みと悲痛と犠牲が滲む。それでも彼は変わらぬまま。ただのあなたの親愛なる隣人スパイダーマン、軽口と微笑みを交え殺人犯たちを倒す。殺しなんてしない、必要に迫られなければヴィランを傷つけもしない。どんな不測の事態にも平和的解決方法を模索する。だからこそ彼は善。
だからこそ彼はヒーロー。でもムジョルニアを持ち上げるのはヒーローじゃない。ムジョルニアを持ち上げるのは、戦士。スパイダーマンは天才で、戦う人で、アクロバットもして、素晴らしい人間で色々な才覚を持ってはいるけど、戦士だけは彼は違う。
なぜなら戦士は殺すから。戦士とは必要な手段はなんだろうと取る、たとえそれが間違ったことでも、自分が正しいと思ったことをする。しなければならないことを。でもスパイダーマンには、そんなことはとてもできないから」
平和主義で敵を信頼しやすいため純粋過ぎると評されることもよくあるけど、マイルスなど若手にお兄さんらしく振舞い、他ヒーローの目指すべき理想の姿として、非暴力の統率者として、キャップに続く立派なヒーローとして扱われることも増えてる近年の原作スパイダーマン。
【WotR tLoR】少し前にRTした同イベント別の本。「僕は親愛なる隣人で戦士じゃないよ?」兵士たちを率いる事に自信ないスパイディ。でもソーはだからこそだとリーダーに指名する。その結果、攻撃されても手一つ出さず一切戦わずに共感だけで戦争を収めた。さすが親愛なる隣人👏[画像:ツイスクショ] pic.twitter.com/E6Lik2Ew3G
— 👑祝スパイダーマン生誕58年記念RT中⚔️🕷️🕸️👿 (@fnsmny) July 30, 2020
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