スパイダーマンという存在の特別性=自信なさと苦しみ抜く不幸な若きヒーロー
スタン・リー御大「ピーターは他のどんな普通の人間とも同じように、自分に色々自信がなくて、数々の心配事があり…いつもただひたすら心許ない。『僕は今ちゃんとできてるかな…?』って」
ウィキペディア「1960年代初期マーベル作品スパイダーマンやハルクやX-Menは、それまでの自信に満ち溢れ力強いばかりのヒーローにはなかった、自信なさや不安な新ヒーローを導き、大衆のヒーロー観を変えた。以来スパイダーマンは世界でも有数の著名創作キャラとなった」
著名編集者兼作家ポール・カッパーバーグ氏「スパイダーマンのスーパーパワーに関しては決して創作性が高い訳じゃない。スパイダーマンのオリジナリティとはその秘密の正体の外にある、『おたくな高校生』ということ。典型的ヒーロー物に反し昼メロとメロドラマの要素をたっぷり盛り込んだ。『日常の問題を抱えた欠点があるヒーロー』と言う新要素を創り出し『コミックス革命』を齎した」
ブレイド3監督デヴィッド・S・ゴイヤー氏「スタン・リーがしたことは革命的だった。何せスパイダーマンの誕生で史上初めて、自分に全く自信がなく、苦しみ抜き、不幸せなスーパーヒーローを創り上げたんだ」
助手でない若き悩めるヒーロー自体初。世間の冷たさに挫けよく屋上で泣いちゃうし。
スタン・リー御大「マーベル始動前、ヒーローとは街を歩いてて火を噴く八つ手の4メートル近い紫の化け物が迫って来たら、『ああ!別世界から来た化け物だ!街を破壊される前に捕まえねば』なんて言ったんだ。
さて、我々マーベルのキャラクターが同じ化け物を見たとすると―スパイダーマンならこう言ったろうね、『ハロウィーン衣装着ちゃってるあの変な人誰だ?何の宣伝してるんだろ?』」
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