旧制作陣は道化なデッドプールが好きじゃない話

【ドミノHS】

一期DP誌作家ゲイル・シモーン氏「偶にはデッドプールもいい奴」

デッドプール「なあ、何もお前らが死ぬことないさ。あいつは"俺"が倒す。俺なら死んでも誰も悲しまない、だろ?」

(*続きは女性に「私は悲しむわ、ダーリン💗」とモテてちゃってるウェイド)

ファン「これこそがゲイル・シモーンがデッドプールを本気で本当に理解してる作家の一人って言う典型例。デッドプールは殺戮バッグバニーなんかじゃない。たくさん苦しんで来て自分に愛や幸せの価値はないと感じてる深く傷ついた人なんだ」

(*原文「恐れた」だけど誤字っぽいので修正して訳した)


一期DP誌作家ゲイル・シモーン氏「私"道化"なデッドプールが好きじゃない。そういうのはすぐ飽きる。デッドプールは暴力的にも不遜にもなれても、"せめて何か"を気にかける心がなくちゃ」

ジョー・ケリー氏「仰る通りです!😊」

シモーン氏「今も貴方様こそが最高のデッドプール作家だと思ってます😊」


でもジョー・ケリー氏のデッドプールはそんな卑屈でもなくて真摯だよ。娼婦系女性としか遊んで来てない乱暴者で、初めて自分の道徳的指針になる真面目な女性に恋して初々しい恋愛に戸惑いつつも惹かれ、ちゃんと人生改め真面目に生きて筋を通そうとする。純愛。SMDP誌デプスパ関係に似てる😊💗

映画で露出が増えたためデッドプールがネタキャラ扱いされやすくなり、ファンも旧制作陣もネタ化プールにはちょっと食傷気味な様子…。


[デッドプールのようなキャラクターを書く上で最大の欠点とは?]

一期DP誌作家ゲイル・シモーン氏「『道化』なデッドプールが嫌い。テンション高く騒いでるだけのデッドプールが嫌い。デッドプールの視点は交通事故の悲劇、風船山盛りふわふ能天気じゃない。デッドプールが自己嫌悪してる歩く癌の塊だからジョークが受ける。デッドプールがただの手榴弾持ったダフィー・ダックにされてると、私は途端に飽きる」

[DP誌連載について]

一期DP誌作家ゲイル・シモーン氏「もっとコメディ面に重点を見込めるかと始めは思ってたけど、ウェイドの人間ドラマ面を書くことも同じようにとても楽しめた。デッドプールの非常に欠点に溢れ危険な所が好き。素晴らしいキャラクター」


ファン「デッドプールを僕らが知る今のデッドプールにした作家は誰だったか思い出そうとしてる。ゲイルかジョー・ケリーだと思う、どっちが先にウェイド書いたかが思い出せない」


一期DP誌作家ゲイル・シモーン氏「ジョーが私より先。ジョーの連載以降、公式はもうウェイドをシリアス路線にしてた。私はウェイドを面白くも悲劇的にもできると思ったからその路線で書いた。私は一期5号ぐらいしか書かなかったのに、皆いまだに話題に上げてくれるから良い仕事できたんだと思う!」

(*DP誌は評価も売り上げも良かったけど、途中で変わった編集がコンでファンに態度が悪く、こいつと働くの無理…辞めよ…って思ってたら、腕を見込んだ当時他社大御所ジェフ・ジョーンズとジェフ・ローブがなんとマーベルブースに乗り込んで来て「DCに来て!今すぐ!」と文字通りDCまで浚われたと👏)


🌜✨まったりスパイディ周りいろいろ

アメコミネタバレ注意★特に今週のスパイディ+デッドプール+ヴェノム